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ランドセル選びでよくある後悔した失敗談3選
ランドセルの選び方についてご紹介する前に、ランドセル選びでよくある後悔をした失敗談をご紹介いたします。
この3つは本当によくあることなので注意してください。
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ランドセルのメーカーは数十社あり、1メーカー当り、百種類以上のランドセルを販売しているメーカーも多く、何を選んで良いか探せば探すほど途方に暮れてしまう人が多いです。
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その際、意識していただきたいのはデザイン性の人気はもちろんですが、ランドセルの機能、重さやサイズ、各々の特長を調べることもお忘れなく!
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大手ランドセルメーカーをみる前に、「マイナーな企業のランドセルばかりを探して偏った情報のままランドセルを選んで後悔」というようなことが無いようにしましょう。
失敗談2
子供が背負うものだから、子どもが好きなランドセルが一番良いと思い購入し、
後悔した
ランドセル選びではお子さまの希望を第一に考えられる方も多いです。この意見に反対はしません。
年長さんだと、しっかりと主張し、「絶対これがイイ!」というお子さまも多くいらっしゃいます。
しかし、お子さまの好みは成長とともに大きく変わるので、お子さまの希望を聞いても結局失敗するということがあります。
これは身近にいる親御さまが一番お子さまの性格を知っているので、お子さまの「絶対にこれがイイ!」に、GOサインをだして良いかの判断をしてください。
ランドセルのカラーについて
小学校1年生の時はピンクやキラキラとしたパール調が一番好きでも、小学校6年になる頃には落ち着いたブラウンや、定番のレッドが良かったと後悔する場合があります。
しかし、高学年の子供にランドセルの色についての質問をすると、意外と色に関しては特に気に入っている気に入らないといった意見は少なく、どちらかというとランドセル自体への興味・関心が希薄になり、何色でも良いとの意見が多かったです。
何より、人生で初めて背負うランドセル。ピカピカの新一年生にとって、ワクワクするような大好きなカラーで通学する子どもの姿を見たいのが親心だと私は思います。
結論、カラーに関してお子さまに意見を聞くのは悪いことではありません。
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お子さま主導で選ぶ際、要注意なのがデザインです。色もさることながら、現在はさまざまなデザインのランドセルがあります。刺繍や金具などに華美なアレンジをしてお子さまの目を惹く素晴らしいデザインのランドセルの数々。
色は飽きるという感覚ではないですが、「デザインは飽きる、別に無くてもよかった」との意見が多数ありました。
統計的にも、実証されているようです。
例えば、大好きで買ったTシャツ。その時のトレンドのプリントが施されていましたが、数年たつと今風でないとか着たくないと感じたご経験ございませんか。
無地Tシャツだとそんな感覚にはならないと思います。
ですから、デザインで選ぶポイントは、ワンポイント装飾に抑えたデザイン。親目線でも飽きないなーといった感覚。
これがとても重要だと感じます。
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ランドセル選びでよく間違えるのはランドセルの購入時期で、人気があるランドセルは3月に販売予約がはじまり、5~6月ごろに販売完了ということがあります。
昨今はSNSでの沸騰状態だった、工房系ランドセルブームも終息し、比較的全モデル完売といったランドセルメーカーは少なくなりました。それでも、人気のランドセルは、売り切れとなるケースは今年も来年も一緒だと思います。
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また、カラーとデザインでSKU(種類)がここまで増えていると1本あたりの生産数は減る傾向です。
ですから、突発的にトレンドとなった人気カラーは完売するといった現象が毎年起こります。
もともと、生産数が1,000本~5,000本と少ない工房系メーカーに多くみられるケースです。
秋頃になって、「もうすぐ小学校だからランドセルを買おうかしら」と思ってチェックするのでは遅い場合があります。
現在では、工房系ブームを経験した先輩ママの口コミやSNSの影響、及び少子化で一人一人にかける費用が増え、「良いランドセルを買ってあげよう」という親御さまが増え、ラン活(ランドセル購入のための活動)の始まりがどんどん早くなっています。
「売り切れで欲しかったランドセルが買えなかった」そうならないためには、ランドセルの予約開始が始める3月の春休み頃から、どんなランドセルが良いかをチェックしていくことをおすすめします。
また、カバンのフジタでは2019年ランドセルの販売ピークは、10連休のゴールデンウィークでした。
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ランドセル選びで後悔しないための8つのポイント
ランドセルを購入する際は、次のポイント8箇条をチェックすると失敗するリスクを大幅に減らすことができます。
それぞれのポイントをご紹介していきます。
素材
軽さとデザイン重視なら人工皮革、色の深み・趣き、耐久性重視なら天然皮革
色・デザイン
お子さまにとって大好きな色であるか。ワンポイントに抑えた飽きのこないデザインであるか
サイズ
A4フラットファイルは必須。使い勝手の良いサイズ感か
丈夫さ
型崩れしにくいなど、耐久性にこだわりがあるか
背負いやすさ
軽く背負いやすい設計・工夫があるか
安全面
防犯ブザー金具や反射材が納得のいく設計になっているか
6年間保証
無料修理をしてもらえるか、貸出用ランドセルはあるか
価格
ご家庭の予算に合ったものを選んだか
素材
ランドセルに使われる素材は大きく分けて3種類あります。
カラーと刺繍などのデザインの豊富さで選ぶなら人工皮革、天然革の耐久性と高級感やぬくもりで選ぶなら牛革やコードバンがおすすめです。
人工皮革は型崩れしやすいなどの欠点がありますが、値段の安いものから高いものまで揃っており、一番目にする素材です。
今や、量販店では9割以上が人工皮革。大手メーカーでも天然革が各1モデル程度で、人工皮革が主流となっています。
これはずばり、つくりての都合とお客さまの趣向がマッチした市場現象です。
お客さまはランドセルをファッションの一部ととらえ、多様なカラー・デザインを探されます。
工房サイドの生産効率を考えますと、もちろん人工皮革が長けています。出来るできないもありますが、牛革より人工皮革の方がカラーとデザインのアレンジに柔軟な対応が可能です。
牛革は重たいなどの欠点がありますが、本革特有の質感で高級感があり、耐久性が高いので、高学年になってからも型崩れせずに使うことができます。
また、コードバンは牛革よりもさらに耐久性が高いですが、値段が高く10万円前後となるため、選ぶ人が少ないのが現状です。
ランドセルを購入する前に、ランドセルの素材の性質とどうして人気なのかと、しっかりおさえておきましょう。
色・デザイン
ランドセルの色・デザインでおすすめは次の2つです。
- 色は、お子さまが気に入った大好きな色
- デザインは、親御さん監修の上、ワンポイントで華美過ぎないもの
※親御さまが華美なデザインを好む場合は、大抵お子さまも好む傾向があるため、この限りではございません。
サイズ
ランドセルのサイズ(大きさ)は、次の3つがあります。
- A4教科書対応サイズ(約21.5cm×29cm)
- A4クリアファイル対応サイズ(約22.3cm×31cm)
- A4フラットファイル対応サイズ(約23.3cm×31cm)
一番のおすすめはA4フラットファイル対応サイズで、2012年の学習指導要領改訂でゆとり教育が終わり、教科書が厚くなる傾向がある現在では、大きめのサイズがおすすめです。
2019年のランドセルを見ますと、ほぼ9割以上はA4フラットファイル対応となっております。
一部工房系メーカーなどではA4クリアファイル対応サイズもありますので、サイズをきちんと調べるよう注意しましょう。
横幅はA4フラットファイル対応サイズがスタンダードとなった今、各社大容量はマチ巾の大きさでPRしています。
伸びるポケットなど、タテに大きいランドセルは検索するとたくさんございます。
しかし、一つ注意いただきたいポイントは、物理的にランドセルに入らない学校用具がたくさんあることです。
絵具・書道セット・タテ笛・ピアニカ、水泳道具など。
体操着などは日によってはランドセルの中にしまうことができますが、現在の小学生事情をみると、レッスンバッグ(手提げバッグ)は必携です。
推奨はしておりませんが、現実は皆どちらかの手にはバッグを持っているお子さまが多いです。
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大きすぎず、小さすぎず、適切なサイズをお子さまの通学距離や体力なども考慮して選んでください。
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ランドセル選びの際は、メーカーが頑丈さにこだわりを持っているかチェックをしましょう。
6年間販売経験をしていて、売り場に立っていて感じることは、特に男の子は丈夫さに重きを置いて選ぶことをおすすめします。なぜなら女の子と比べ、わんぱく度合が相対的に違います。
昨今、基本的にはどのメーカーも丈夫なつくりとなっているため、大きな優劣はないと感じます。
ですから女の子は、そんなに意識しなくても良いポイントです。
逆に過度に丈夫過ぎると、ランドセル自体が重くなるため、女の子のランドセル選びには注意が必要です。
背負いやすさ
ランドセルの背負いやすさはこの2点にこだわりがあるランドセルがおすすめです。
肩ベルトの形状
肩ベルトは、形状が工夫されているものや長さ調節できるものなど、各メーカーがいろいろなこだわりを出している部分です。お子さまにフィットする肩ベルトは、まっすぐな肩ベルトより、体に沿うように設計された、カーブした曲線ベルトがおすすめです。
体格・体型が千差万別なので、一概には言えません。しかし、登山のリュックサックが曲線カーブの採用しているように、体重比較の体感重量で、登山の装備程の教材を入れて通学するお子さまには、同様に体にフィットするように沿う曲線カーブ肩ベルトが良いとおもいます。
背中のクッション加工
背中のクッションは立体的に加工されているものがおすすめです。
お子さまの背中はフラットではありませんから、クッションに工夫がされていると背負っていて痛くなりにくいからです。
また、背あて・肩ベルト裏の素材は「天然革」がおすすめです。
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靴で例えるとわかりやすいです。ブーツを履いた時、天然ものと人工ものでは汗の吸収が異なり、嫌なヌメリや臭気が残りにくいのが本革のメリットです。
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各メーカーによってこだわりのポイントは変わりますが、どのような工夫がされているかチェックしてみてください。
安全面
ランドセルは防犯ブザーが付けやすいか。
また、夜、光に反射しお子さまを危険から守る反射材(リフレクター)がついているかなどをチェックしておきましょう。
防犯ブザーは肩ベルトに付けられるタイプが好評で、何かあった時にとっさの判断で使うことができます。
反射材(リフレクター)がついていると雨の日や暗い夜道でも事故のリスクを減らすことができるので安心です。
ランドセルの前後左右、全面(360℃)~どの方向にも反射材があるランドセルがおすすめです。
最近は光るランドセルが好評で、デザインに落とし込んだ反射材もあるので、よくチェックしてみてください。
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ランドセルを購入する際は、6年間いつでも何回でも、修理保証が付いているタイプを選ぶのがおすすめです。
ただ、6年間保証が付いているだけではダメで、次に挙げるように保証内容をチェックすると安心です。
- 1. 無償修理できるか。無償修理対応の範囲を確認する
- 2. 修理期間中、代替ランドセルを借りることができるか
代替ランドセルを借りることができると、修理期間中のランドセルを心配する必要がなく、お子さまも「ランドセルがなくて学校に行くのが嫌だ―」なんてならずに安心です。
価格
ランドセルにかけるお金は徐々に高くなる傾向にあります。
日本ランドセル協会によると2018年時点で51,400円が平均価格になっています。
ご家庭の価値観にもよりますが、常識の範疇では、4~6万円台の価格帯がおすすめです。
値段が安いランドセルは耐久性に問題がある場合があります。
また、無料修理保証が受けられないなども稀にございます。
以上8つのポイントをおさえ、ご家族みんなで楽しいランドセル選びをしてください!
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販売のプロがおすすめするランドセルと今年のトレンド
ランドセルは何が良いかは、どこにポイントを置くかによって異なります。
「前述した」教育観によってもさまざまです。
そんな中、私が皆さまに共通しておすすめするランドセルが、「キューブ型ランドセル」です。
もちろんおすすめなので、当社のオリジナルランドセルは、全モデルキューブ型ランドセルです。
お子さまの健康・安全への想いは、いつの時代も子を持つ親にとっては万国共通の想いです。
キューブ型ランドセルの優れた点は2つ挙げられます
- 1. 学習院型と比較して、軽い=「健康にいい」
- 2. コンパクトなので重心がブレにくい=「安全」
大きく分けてランドセルのカタチは以下の2パターンです。
キューブ型ランドセルの歴史はまだ浅く10年くらい前はまだ、数千本しか生産しておりませんでした。
ここ近年でシェアは急速に高まり、毎年約100万人がご入学される中、全体の30%程がこのキューブ型ランドセルとなっております。
気にしてチェックしないと見過ごしがちですが、よくみるとキューブ型が売り場の大半を占めていたなんてことも。
潜在的に選ばれる人が多い、人気のキューブ型ランドセルの令和時代の新しいランドセルと言えます。
カラーやデザインは毎年の流行が変化しますが、このキューブ型というランドセルのカタチは不変だと思っています。
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ランドセル選びの役割分担
しかし、どんなに慎重にランドセルを選んでも後悔してしまう可能性はあるので、それなら本人に選ばせて学んでもらうというのも、1つの教育方針としてはアリだと思います。
また、ご両親や祖父母が選んだランドセルを大事に使わせるのも素晴らしい教育になるはずです。
ランドセル選びはご両親の教育観が表れるシーンでもあるので、「子どもをどう育てたいか」一度考えてみることもランドセル選びで後悔しないために役立つとおもいます。
ご参考に、以下ランドセル工業会WEBサイトより「2019年度ランドセルに関するアンケート調査結果」となります。
購入したランドセルの色
(上位5項目)
男児では、「黒(ブラック)」が68%にのぼり、「紺(ネイビー)」(13%)と合わせると80%を超えていました。
女児では、「赤(レッド)」が25%とトップですが、「桃(ピンク、ローズ)」も21%に達しています。また、「紫/薄紫(スミレ、ラベンダー等)」も18%となるなど、男児と比べ圧倒的な色はなく分散しています。
サイズと素材
サイズでは、「A4フラットサイズ」が70%と大多数を占めていました。素材については、44%がクラリーノで、牛革が20%と続いています。
さらに、天然素材は(不明とする回答者での該当分を除き、少なくとも)23%でした。
検討や購入のタイミング
検討開始時期としては、4月から回答率が伸び始め、「1年後」を意識しての動きが伺え、夏までには大半が検討し始めていることがわかりました。
購入時期のピークは8月と、大半は半年前には購入を済ませています。
商品選定における重視点と決め手
出典:ロイヤルコペンハーゲン 2022
購入前・購入後の両者で意識されていたのは「子どもの好きな色かどうか」でした。また、「丈夫で壊れにくい」といった観点も重要なポイントだと考えられていることがわかります。
購入前には、「フィット感・背負いやすさ」を意識している方が多かったものの、商品決定の理由としては、色やデザインを重視していた点が特徴的でした。